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システム運用設計とは?就くために必要な知識や仕事内容について

システム運用設計とは?

システム運用設計とは?

システム運用設計とは、障害が発生することを前提にシステムにおける日々の運用業務や実際の障害対応などのプロセスをあらかじめ定義し、明確にすることです。
システム運用設計で定義すべき項目には以下のような要素が含まれます。

  • 対象システムの情報(用途・構成・管理対象機器など)
  • 対象システムの保守・運用体制
  • 対象システムの監視・障害対応(監視手順や障害対応レベルなど)
  • 対象システムの定常作業(定期アップデートなど)
  • 対象システムの非定常作業(設定変更やリプレース計画など)
  • 対象システムのセキュリティ情報
  • 対象システムのリソース情報

運用設計を行う目的やメリット

システム運用設計は、システムの運用業務や障害対応をスムーズにし、安定したシステム運用を長期的におこなうことを目的としています。
システム運用設計が疎かだと、オペレーションミスの発生頻度が上がる、不要作業の工数がかさみ現場コストが高くなるなどの問題が発生します。
一方、システム運用設計をしっかり行っていれば、障害発生時に迅速な復旧をはかることができるとともに、システム運用における作業やナレッジの属人化を防止することができます。

システム運用や運用管理との違い

システム運用とは日常的にシステムを稼働させること、運用管理とはシステムを最適化し停止しないように安定的に動かし続けることです。
それに対してシステム運用設計は、システム運用、運用管理を含めた全体の設計をおこなうことを指しています。
また、システム運用や運用管理がしやすいような機器を導入したり、既存環境に沿って要件定義をおこなったりと、システム導入以前のプロセスも考慮する必要があります。

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運用設計の仕事内容と流れ

具体的にどのような運用設計が必要なのかはシステムごとに異なりますが、ここでは標準的な運用設計の仕事内容と、その流れの一例を解説していきます。

運用方針の設計

まずはシステムの運用方針を設計します。何のために導入されたシステムなのか、どのような視点で誰が利用し管理するのかなど、全体の方針を定義するのがこの段階です。
この運用方針をもとに具体的な運用手順に落とし込むため、システム運用設計の核となる工程といえます。

管理するシステムや対象、運用体制の整理

運用方針に従い、システムの構成把握、管理システムや機器の設計など、運用体制の整理を進めていきます。
近年ではクラウドサービスを利用する組織が増えており、システムを複数の組織やベンダーと連携して運用することが増えています。
システム上のどこまでを誰の管理対象とするかなど、各組織における責任分担を明確にしておくことが重要です。

監視項目、障害対応手順などマニュアル作成

運用体制と管理対象が明確になったら、運用で必要となるマニュアルの作成を進めます。
マニュアルを作成することで属人化を防ぎ、安定した運用をおこなうことができるようになります。システムの要件に沿って監視項目や監視レベル、異常を検知した際の障害対応手順などをまとめましょう。
死活監視なのか性能監視なのか、ツールを利用するのか、しきい値をどのぐらいで設定するのかなどを明確に定義します。

定常作業の定義

各種マニュアルの作成を進めるとともに定常作業の定義をおこないます。
定常作業と非定常作業の線引きはオペレーションミスを防ぐ上で重要です。定常作業はオペレーターレベルで作業を実施することが大半ですが、線引きが不明瞭なために非定常作業を定常作業と認識してしまい、エスカレーションなく作業をおこなってしまうことでトラブルが発生するケースは多くの現場で発生しています。
運用作業における定期メンテナンスやバックアップ、ログ管理など、どこまでのレベルを定常作業とするのかを明確に定義しましょう。

テスト実施

システム運用設計が初めから完璧であれば問題はありませんが、実際にシステムを運用すると、追加で定義が必要となったり定義内容の見直しが必要となったりすることがあります。
一定のテスト期間を設定しPDCAを回すことでより最適な運用設計に改善していくことが重要です。

運用設計の仕事に就くために必要な知識・経験は?

運用設計の仕事に就くために必要な知識・経験は?

多くのシステム運用には、インフラとなるサーバーやネットワーク、利用するミドルウェア、セキュリティ要件など複数の要素が含まれています。
システム運用設計に携わる際には、これらにおける広範な知識・経験が必要となります。
加えて障害対応手順の作成においては自身にトラブルシューティング能力が備わっていることが前提となりますので、高度な技術力も必要になるといえるでしょう。
したがって、システム運用設計をおこなえるエンジニアとなるにはレイヤーごとの広い知識と豊富な経験が必要となります。

運用設計の仕事に役立つ資格は?

システム運用設計の仕事で役立つ資格としては、ITIL(Information Technology Infrastructure Library)が挙げられます。
ITILでは、下記の5つのカテゴリに沿ってITサービスマネジメントの成功事例がまとめられています。

  • サービス・ストラテジ(サービスの企画戦略)
  • サービス・デザイン(サービスの設計や変更)
  • サービス・トランジション(サービスの立ち上げ・移行)
  • サービス・オペレーション(サービス運用)
  • 継続的なサービス改善

これらの成功事例の知識を身につけ現場に活用できることを証明するものとして、ITIL認定資格が用意されています。
ITIL認定資格はレベルに応じて5種類の資格が用意されていますが、最も入門的なITILファンデーションは運用設計をおこなう現場のメンバーとしては必須レベルの資格といえるでしょう。

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まとめ

の記事では、障害対応を前提とした「システム運用設計」と、そのために必要な知識や経験、役立つ資格などについて解説しました。
システム運用設計は、システム運用や障害対応などのプロセスを定義してシステムの運用業務や障害対応をスムーズにし、長期的に安定したシステム運用を可能とするものです。
サーバーやネットワーク、ソフトウェア、セキュリティなどの多岐にわたる知識・経験が必要となることに加え、マニュアル作成に必要となる高度な技術力が備わっている必要があります。

ITIL認定資格などシステム運用設計をおこなう現場業務で役立つ資格の取得も検討しながら、ぜひそのスキルを身につけて活躍する道を目指してみてはいかがでしょうか。

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